同期の出世は、入社したときの印象では決まらない。差がついたのは『表彰』と『最初の配属』だった

数字から見たキャリア
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Threadsで、こんな投稿をしました。

入社したとき、同期で一番早く出世しそうに見えた人。学生時代の成績がいい、会議で一番先に発言する、資料が誰よりきれい、同期のまとめ役。で、実際に一番早く出世したのは、その人だった?

私が投稿した中で、いちばん多く見られた投稿になりました。同期の出世は、それだけ多くの人が気にしている話なのだと思います。

この記事では、損保の同期を思い出しながら、同期の間で何が差をつけたのかを書きます。先に書いておくと、私自身は出世が遅れた側です。

内定者のころ一番優秀に見えた同期は、1年で辞めた

内定者のころ、いろいろなイベントを仕切っていた同期がいました。私も、優秀なやつだと思っていました。

その同期は、配属から1年で退職しました。噂では、かなり厳しい職場に配属されたと聞いています。

ここから先は私の考えですが、入社前にどれだけ優秀に見えても、最初に置かれた場所が合わなければ、出世の前に続けること自体が難しくなることがあります。

もう一人は、表彰を重ねて、最後は海外へ

もう一人、順調に伸びていった同期もいます。

花形と言われる部署に行き、社長賞を取りました。損保には、表彰を受けた人が好きな部署を選べる権利のような仕組みもあって、その同期はそれを使って海外の拠点に移りました。そのあと、そのまま辞めて、現地で転職したと聞いています。

出世して意外だった人は、正直いません。伸びていったのは、こういうタイプでした。

差がつき始めたのは、4年目ごろの「表彰」

同期の間で差が見え始めたのは、社内の表彰制度の受賞歴です。

営業だと、毎年何らかの賞があります。いちばん大きいのが社長賞で、それを取る同期が4年目くらいで出てきました。

上に書いた同期のように、表彰はその場の名誉だけで終わりません。次にどこへ行くかを選べる権利にまでつながることがあります。表彰の差が、そのあとの選択肢の差になっていくわけです。

最初の上司は、選べない

もうひとつ大きいのが、最初の上司です。

私の最初の上司は、まさに昭和の営業という感じの人でした。パソコンの操作もままならず、指示は「とにかくお願い営業してこい」。正直、なかなかしんどかったです。

ここから先は、私の考えです。新人のうちは、仕事のやり方の多くを最初の上司から覚えます。最初の配属先と最初の上司は自分では選べないのに、その後の伸び方にはかなり効く。同期の差の一部は、本人の力ではなく、最初にどこに置かれたかで生まれているのだと思います。

上司と出世の関係は、いい上司と出世する上司について書いた記事にもまとめています。

同期の差は、どこでついたか

ここまでの話を、表にまとめておきます。

差がついたか私の同期で見えたこと
入社前の印象あまり関係なかった一番優秀に見えた同期は、1年で辞めた
最初の配属先大きかったかなり厳しい職場に置かれると、続けること自体が難しい
最初の上司大きかった選べないのに、仕事の覚え方を左右する
表彰はっきり差がついた4年目ごろから社長賞を取る同期が出てきた
本人の志向差のつき方を変えた管理職に興味がなかった私は、出世にもこだわらなかった

入社前の印象は、思ったほど当てになりません。差をつけたのは、最初にどこに置かれたかと、そこで表彰される成果を出せたかでした。

私は、遅れた

私自身は、同期と比べて出世は遅れました。

ただ、損保時代の私は、管理職にまったく興味がありませんでした。 だから、出世にもこだわりはありませんでした。

その後、転職して社内異動もしましたが、そのあたりの話は評価のリセットについて書いた記事に書いています。

中途で入ると、「同期」はなくなる

今の会社には、中途で入りました。そうすると、同期という感覚はありません。

その代わり、社会人歴は意識しているかもしれません。

新卒から同じ会社にいる人は、また感覚が違うのかもしれません。

同期の出世でモヤモヤしたときに、確かめたい3つのこと

ここも、私の考えとして書きます。

① 自分は、管理職になりたいのか

同期の出世が気になるとき、比べているのはたいてい「誰が先に管理職になったか」です。でも、管理職になりたいかどうかは、人によって違います。私のように、管理職に興味がないなら、同じ物差しで比べる必要はありません。

② 自分の会社で、何が昇格や異動につながっているか

私のいた損保では、それが表彰でした。会社によっては、資格試験や社内資格かもしれません。何で差がつく会社なのかが分かれば、焦り方も変わります。

③ 最初の配属と上司の分を、差し引いて考える

同期との差の一部は、最初にどこに置かれたかで生まれています。自分の力が足りなかったと決めつける前に、その分を差し引いて考えてみてください。

管理職になるだけが、出世ではない

最後に、いちばん伝えたいことを書きます。

今の会社には、管理職にならなくても、専門性を極めた人がなれて、管理職と同じくらいの給料がもらえる役職があります。

損保時代は出世にこだわりがなかった私も、今はその役職を目指しています。

管理職になりたくないから出世したくない、という人にも、別の道があります。

ほかの会社に専門職の道があるかどうかは、実際に働いた人の口コミで、評価制度やキャリアパスを見てみると分かりやすいです。(PR)

▶ 中の人の声を聞いて受かる転職を実現するなら「ワンキャリア転職」

ここから先は、私の考えです。同期の出世でモヤモヤしているなら、まず自分の会社に、管理職とは別に上がっていく道があるかを確かめてみてください。昇格の条件は、昇格の仕組みを書いた記事にも書いています。

自分の会社にそういう道がなければ、専門性で評価される職場が社外にどれくらいあるかを知っておくのもひとつです。今の経験でどんな求人があるかを、転職エージェントに聞いてみる方法もあります。たとえば、大手企業の人事出身者が転職をサポートする、というサービスがあります。(PR)

まとめ

  • 内定者のころ一番優秀に見えた同期は、配属から1年で辞めた。最初に置かれた場所の影響は大きい
  • 順調に伸びた同期は、花形部署で社長賞を取り、好きな部署を選べる権利で海外へ。そのまま現地で転職した
  • 差が見え始めたのは4年目ごろの表彰。表彰は、次の選択肢にもつながる
  • 最初の上司は選べない。私の最初の上司は「とにかくお願い営業してこい」という昭和の営業だった
  • 私は出世が遅れた側。損保時代は管理職に興味がなかった
  • 中途で入ると同期の感覚はなくなる。代わりに社会人歴は意識している
  • 管理職にならなくても、専門性で管理職相当の給料をもらえる道がある会社もある。 私は今そこを目指している

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